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日産 キャラバン CWGE25 朝一のみ始動不良

作業事例

車両情報

平成 19 年式 スズキ ワゴンR MH22S
ATF交換

お聞きした症状は
寒くなってから朝一エンジンがかからない。(バッテリ、クランキングは正常)
何度も繰り返しクランキングするとかかる。と同時に白煙が出る。
一度かかって温まると再始動は容易。

ご依頼いただいた時期は、朝氷点下まで冷え込むことが多かったので燃料の流動性低下かと思いましたが、昼間暖かくなってからでも一番最初にかけるときは同様だとの事でした。

余談ですが、軽油が凍ってエンジンがかからないという表現をきいたことがあるかもしれませんが、軽油が凍るという表現は正確ではありません。
軽油には低温時に成分として含まれるパラフィンが結晶化する性質があり、結晶化したパラフィンがフューエルフィルタを透過できるサイズより大きいことにより目詰まりを起こした状態となり、フューエルポンプやサプライポンプに到達できなくなります。
この現象により、冬季の朝など低温時にエンジンの始動ができなくなることがあります。
このため夏季、冬季や山間部、北海道など季節や地域によって特性の違う軽油が販売されています。
よく寒冷地やスキー場に行く方は現地で軽油を入れろと言われるのはこのためです。

JIS規格によって特1号、1号、2号、3号、特3号と別れており、夏季は特1号、1号、冬季は2号、寒冷地は3号、特3号というように販売されています。
3号、特3号を全国で売ればいいじゃないか!となりそうなところですが、目詰まり点温度を引き下げることにより動粘度や着火性に影響が出るため燃料ポンプの摩耗具合や噴霧状態、燃焼特性が変わってくるそうです。
厳密にいえばでしょうけれども。

さて本題ですが、スキャンツールなどでの点検と始動後に白煙がでる、結果的には始動可能で再始動は容易という状況からも燃料は問題なしと判断。

であれば次に点検すべきはグロープラグ。
こちらは電源供給は正常でしたが、単体点検で全数NG。なのでグローの全数交換。

4番のみエアダクトの脱着などでひと手間ですが、他3本は容易に交換可能。
適当に締めると細くて折れちゃう可能性があるので規定トルクで締めましょう。ガスケット?プラグホールシール?も同時交換です。

前回交換から大分距離が延びていたので念のためフューエルフィルタも交換。中身は真っ黒でしたよ。
翌朝都合よく冷え込みそうだったのでお預かりを伸ばしていただいて始動チェックし問題なかったので納車いたしました。

ご依頼ありがとうございました!

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