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トヨタ アルファード ANH20 エンジン異音 オイルランプ点灯

車両情報

トヨタ アルファード ANH20 平成20年式

コチラの記事ですが、修理工場様やユーザー様より同様のお問い合わせ、ご相談が立て続けにありましたので当社で修理した時の状況をもう少し詳しく記載しておきます。

まず最初にご連絡いただいた時点では走行時の異音(ガラガラ音)でのご相談でした。この時点では異音の発生タイミングは冷間温感問、アイドル時、走行時問わず常時発生しておりました。
エンジン下部よりの異音でしたので、オイルパン付近を何か所か聴診器で音を探ったところ、感じとしてはメタルの不良もしくはオイルポンプの空打ちのような音に聞こえました。

この時点では時間がありませんでしたので、オイル量のみ確認し後日オイルパンを開けてみましょうということで一度お帰り頂きました。
エンジンオイルはレベルゲージ上限まで入っていました。

翌日、常時出ていた異音が突然消えたとのご連絡をいただきました。走行時のフィーリング等に異常な変化は感じられないとの事でした。
同日の通勤の帰りのタイミングでオイルランプが点灯し、ガラガラ音が再度発生したとのご連絡を受けまして、帰りに寄っていただきその場でオイルを抜いたところ、画像の破片が出てきましたのでオイルパンを取り外し、バランスシャフト破損を発見いたしました。

抜き取りオイルに混入していた破片

今回修理した車両の時系列は上記の通りです。

整備工場様から頂いた、車上での交換は可能か?というお問い合わせですが、
→この個体に関しては可能でした。オイルパン→オイルストレーナ→ホルダーごと脱着の流れです。組付けは合いマークがありますが、修理書に組付け時の記載がありましたので参考にしてください。
年式等による違いがあるかどうかは当社ではわかりません。

2AZは他にも多くの車両に使われているので経年劣化であればもっと故障件数が多いと思うのですが私は初めて遭遇しました。
今回のお客様は、中古で購入後、年間6000キロ程度の走行で短距離の通勤やお買い物での使用がメインでした。
修理時の走行距離は約80000キロです。
使い方の傾向にによって劣化度合いが違うとすれば、短距離走行が多い方は注意が必要かもしれません。といってもたまに遠回りしてエンジンをきっちり温めてやる位しか対策はないような気がしますが…

参考にしてください。

ご依頼ありがとうございました!

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