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スバル レガシー エンジン不調修理

作業事例
ワコーズeクリーンプラス

車両情報

平成16年式 スバル レガシー BP5 エンジン不調での入庫です。
症状 アイドリング不良、たまにエンスト、加速時息つき症状

作業内容

問診、試乗して症状確認後、基本的なエンジンオイルやエアエレメントなどの状態をチェック。
エアエレメントは問題ないものの、エンジンオイルはディップスティックの先端につく程度でオイル量が足りていませんでした。まずはオイルを補充するも変化なし。

ラフアイドル、エンストとのことでしたので、まずはパワーバランステスト。
※パワーバランステストとは一気筒ずつ燃料噴射もしくは点火を止めてエンジンの振れ具合の変化を観察する点検

止める気筒によって若干のバラツキはあるものの、これと言って特定できず。

お次はスキャンツールを使用してダイアグチェック。
VVT系統のフォルトコードの入力あり。ライブデータでデータチェックしていきましょう。

ライブデータ

アイドリング時のデータですが、VVTの進角量が左右で大幅に違っています。
正常値では0付近ですので、左のVVT系統に何らかの異常があるようですね。

オイル管理が悪いこととVVT進角異常からソレノイドバルブの不良を疑います。
ヘッドカバー上部の赤丸部分がVVTオイルコントロールソレノイド。
取り外して確認してみると進角方向で固着がありましたが、強制的に動かしてやると元に戻ったので徹底洗浄。オイル管理不足での固着のようです。
車両によってはVVTオイルラインのバンジョーボルトについているフィルターが砕けて挟み込みが発生し、同様の故障になることもあります。

修理後ライブデータ

洗浄して装着後は症状も消え正常復帰しました。

ワコーズeクリーンプラス

もちろんエンジンオイルとオイルフィルターも交換。フラッシングのためにワコーズ eクリーンプラスを注入します。
eクリーンプラスはスラッジをゆっくり溶かすタイプの洗浄剤ですので、汚れの程度が把握できない車両によく使用します。強力なフラッシング剤を使用するとスラッジが塊のまま剥がれてオイルラインのつまりを誘発する可能性がありますので。

おそらくオイル食いも発生していると思いますので、しばらく走行後オイル量を点検するためお立ち寄りいただくお約束をして完了です。

ご依頼ありがとうございました!

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